生きる

おぐりん • 2019年 8月 11日
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く「生きる」

黒澤明監督の作品で「生きる」という映画があります。簡単な説明です(主人公の市役所の職員渡辺が胃癌に気がついて、最後にやる事は何か、新しい公園をつくる事。それに全力を注ぎました。)全部書いてしまうと、これからみようと思わなくなるでこれくらいの説明にします。

私が高校生の頃の話ですが、黒澤明監督の影響を受けて映画監督になる目標を持った友達がいました。学園祭で映画を上映したいと言ってクラスの全員にたのんで、「生きて」という映画をつくって学園祭で上映していました。その友達が1番影響を受けた映画が「生きる」でした。私はその友達から映画の内容を教えてもらって、その話で感動しました。映画は人に凄い影響を与えるものだなと、高校生の頃の私は思いました。

映画監督を目指していた友達は大学を卒業すると、神戸パンレストランの店長になっていました。その後、結婚式に呼ばれて映画監督の夢はどうしたのか聞いてみました。彼は「目標が変わって養護施設のみんなにパンの焼き方を教えているよ」と答えました。花嫁さんも養護施設の職員さんで職場結婚でした。

そして私に「高校のときに言っていた黒澤明監督が『生きる』で教えてくれた道を歩いているだけだよ、それに気がついて、少しでも誰かに役立つ仕事をみつけたよ」と笑顔で答えました。

その頃の私は自分自身がその日その日を楽しむ事。稼ぐ事しか考えていませんでした。本当に私利私欲という言葉通りの生活でした。

2018年2月に末期ガン宣告をされて7ヵ月過ぎて、この時の友達の言っていた意味がわかりました。

そして今年になって浦野に相談しました。ガン患者や家族そして応援してくれる方たちと一緒に会ったり、話したりできる、ホームページをつくる事。ヘルプマークを普及する事。

私の「生きる」はこれだと気がつきました。

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